天井にスピーカーを付けたい！吊り下げる方法｜賃貸でも後付け可能？

家にスピーカーを導入したいと思っても、置き場所の悩みが常に付いて回るのがスピーカーです。それを解決するのが天井取り付ける方法です。床に置かないので自由な設置が可能で、見た目もスタイリッシュです。

スピーカーを天井に設置すれば、妥協なく自分の好きな響かせ方を追求できるため、部屋の音響にこだわる方におすすめです。Bluetooth対応やライト一体型など音だけでなく、光の演出も可能な機種もあり、耳と目を駆使した素敵な空間の演出に役立ちます。

そこでこの記事では、天井にスピーカーを付けたい方に向けて、スピーカーの選び方について解説します。賃貸で天井からスピーカーを吊り下げる方法があるかも解説し照明の配線を利用するタイプなど、おすすめの天井後付けスピーカーも紹介しますので、参考にしてください。

専用業者に依頼をする必要がなく、ご自身で設置をしたい方はこちらです。 特殊な工事は必要なく、天井に吊り下げ用器具を設置して、別売りのスピーカーを吊り下げる形になるので業者は不要です。

別売りで吊り下げ器具を選ぶ場合は、汎用品の取付器具がたくさん出ているので、角度の可動域・回転・長さ調節などが納得いくものであるのかを見極めましょう。また、落下防止の安全ワイヤーがついているものの方が安心です。

専用吊り下げ器具が初めからセットになっている天井スピーカーもありますので、どれがいいのかわからない方は、初めからセットで購入するのもおすすめです。また、賃貸の場合はお部屋のレールを使用して設置可能です。

見た目がすっきりとしていてスタイリッシュで、空間の邪魔をしません。視界に映る煩わしさがないので、高級感のある部屋の演出には最適です。そのため天井埋め込み型のスピーカーには、常に一定の需要があります。

ただし工事が必要になります。天井をくり抜いてスピーカーを埋め込む必要があるので、設置が可能な人とそうでない人で分かれます。

工事可能でも天井をくり抜いてしまうので、部屋を移転する可能性がないか後先をよく考えて工事する必要があります。また故障の時にも業者に依頼しなければなりません。

最近話題となっているのがこのタイプです。照明用の配線を利用するため工事の必要がなく、自分で気軽に設置できます。「スピーカーを設置したら照明はどうなるの？」と心配になるかもしれませんが、このタイプは照明と一体型のものがほとんどなので問題なしです。

中には照明の明るさや色を自由に変えられるもの・プロジェクターまで内蔵されたものなどもあり、お部屋の雰囲気づくりに便利です。子供や赤ちゃんの部屋にもおすすめします。

アクティブスピーカーはアンプがスピーカーに内臓されていますので、別途アンプを用意する必要がありません。 手軽で種類も多いので、簡単に設置したい方におすすめです。 最近のBluetoothスピーカーなど小型なものはこのタイプが主流で、安価なものも多いです。

パソコンやスマートフォンに繋いで身近に使用している方も多いです。 電源もUSBからコンセントタイプ、バッテリータイプと多岐にわたっているので、利用シーンに合わせて最適なものを選べます。手軽にスピーカーを天井吊りしたい方にピッタリです。

中央にアンプを置き、その両端にスピーカーを設置するいわゆるオーディオコンポの一般的なタイプです。スピーカー部分を天井に設置し、中央のアンプ部分は別に用意しなければなりません。

ヤマハやDENON・オンキョーなど昔ながらの1流メーカーの上位機種にこのタイプが多いです。昔から家にあるオーディオシステムを再利用したい方、または音質にこだわりのある方などにおすすめします。

デザインも昔ながらの高級感のあるスピーカーが多いので、おしゃれで落ち着いた、雰囲気のある空間が出来上がります。

ステレオ一体型のスピーカーは、パソコンやスマートフォンで使う手軽な小型のBluetoothスピーカーなどをよく見かけます。場所を取らないので持ち運びに便利です。

スピーカーが一つなので、設置自体も部屋の中央付近に一つだけで済みます。音質よりは手軽さを取りたい方は、この一体型なら取付も簡単です。また比較的安価なスピーカーが多い点も入門機に向いています。

しかし一つになっているため、左右から立体的な音を響かせるのはなかなか難しいです。音質や立体感などにこだわりのある方は、分離型を選ぶ方がおすすめです。

ステレオ分離型のスピーカーは、左右それぞれのチャネルで中低音から高音までをカバーするので、立体感と迫力のある音を出せます。まさにスピーカーの醍醐味を余さず体験できますね。

ただし、スピーカーを2つ天井へくっつけるため、配線の苦労も二重となってしまいます。隠し配線にするのか、カバーをつけるにしてもどうやって2つ分の配線を這わせるのかを考えなければなりません。

新築の家やリフォームの家なら、初めからスピーカー用の隠し配線をしてしまうのも一つの手です。既存の家につけたい場合は、壁紙と同系色のコードカバーをかぶせるなどして配線すれば、部屋の景観が損なわれません。

今流行りのBluetooth機能搭載型のスピーカーの場合は、操作がとても簡単です。あらかじめスマートフォンやパソコンとスピーカーをペアリングをしておけば、他に機器は不要で、再生ボタンを押すだけで簡単に天井から音楽が楽しめます。

最近の小型スピーカーはBluetooth搭載型も多いので、スマホで操作したい場合はこのタイプが人気があります。また、比較的安価に購入できるものも揃っているので、天井スピーカを体験してみたい初心者の方にもおすすめです。

家の天井にスピーカーを取り付けたい時どのメーカーにするか、迷っている方もいると思います。そこでおすすめのメーカーを紹介します。ぜひ参考にしてください。

BOSE（ボーズ）は高音質な音響機器が魅力的なブランドです。フルレンジドライバー搭載で一つのユニットで高温も低音も出すことができるスピーカーです。小型でスタイリッシュな見た目で部屋の雰囲気を壊さず設置できます。

YAMAHA（ヤマハ）は、楽器や音響機器の大人気ブランドです。多くの場所でBGMスピーカーとして導入され、特に人気のVXCシリーズは、低音が豊かな高音質です。有名ブランドの信頼性で多くの方に支持されています。

popIn Aladdin（ポップインアラジン）は、家庭用の天井スピーカーで断トツ人気です。プロジェクターとスピーカーの両方を兼ね備えた天井スピーカーで工事・コードもないので自分で簡単に部屋に設置でき素敵な空間を作り出せます。まだ若いブランドですが評価も高くおすすめです。

賃貸ですでについているレールを使用し、スピーカーを後つけする方法については上でご紹介しました。それ以外ですと、DIYで突っ張り棒を使用して吊り下げる方法もありますが、耐荷重に不安があり、DIY初心者だと難しいため、「壁美人」というグッズなどを使用した壁掛けがおすすめです。壁掛け設置方法を簡単に説明します。

1. 取り付ける壁が石膏ボードか確認する。
2. スピーカーの重さを確認する。
3. スピーカーに段受け金具を取り付けていく。
4. 壁に石膏ボード固定具を取り付ける。
5. スピーカーを取り付ける。

必ず落下のないようしっかりスピーカーの重量に見合った取り付け器具を選びましょう。

ここまで天井設置スピーカーについてご紹介してきました。一口に天井スピーカーと言っても設置方法から出力方法まで、実は細かい違いがありますね。ご自分の用途にあった最高のスピーカーが見つかりますように。