Bluetoothスピーカーが水没した！水抜き方法やおすすめ商品を紹介

電源コードを繋げないで使用できるので、お家の中ではもちろんアウトドアでも活躍の幅が広くどこでも使えるBluetoothスピーカーはとても便利ですよね。ですが、防水機能がないスピーカーだと、お風呂で水没させるなどして水が入った場合、壊れることがあります。

そんなスピーカーの中に入った水を抜くことはできるのでしょうか。実はスピーカーの水抜きはできるものも多いのです。防水機能があっても、防水性能が低いと浸水してしまって故障の原因になることがあるので、水抜きの方法を覚えておくと便利です。

近年ではスマホの水抜きアプリがあり、今までは浸水したらアウトだと思っていた機器も対策の方法が増えています。スピーカーもその1つで浸水しても復活する可能性があるので、ぜひ本記事を参考にしてください。

冒頭のとおり水抜きができるスピーカーは多いです。メーカーや製品によって水抜きの方法や復旧の方法が違うので詳しくは、製品の取扱説明書などを参考にしてください。ここからは、どのスピーカーでも共通する水抜きの方法を解説します。

1．表面の水滴を乾いた布やタオルで拭き取る。

2．本体の底部を乾いた布やタオルに10数回程度叩くように当てる。

3．そのまま乾いた布を下に敷き、2~3時間程度放置する。

4．機器の底面の穴から水分が抜ける。

あくまでも基本的な対処方法なので、スピーカーによっては底面に穴が空いていない場合もあります。上記の方法で対応できない場合は、スピーカーの水抜き穴や対処法などを個別で調べましょう。

防水性能がどの程度あるのかという指標は「IPX〇」という形で表記されています。〇に数字が入り、数字が大きい程防水性能が高いです。使用する場所によって防水性能がどの程度必要になるか決まるので、どこで使うかイメージしながら選んでください。

IPX7であれば、お風呂の中やキッチンに落としても内部への浸水を防ぐので、安心して使用できます。また、アウトドアでの使用時にも強い雨や川の中に落ちた場合でも故障しないのが嬉しいポイントです。

Bluetoothスピーカーでトップクラスのシェア率を誇るのが日本のブランドであるSONYです。コンパクトなボディなのにも関わらず、迫力のある重低音や高音質が楽しめることが人気の要因です。それらの高品質なスピーカーに防水機能が付いているのも大きな魅力で、ハイレゾ対応や高音質コーデックに対応した防水モデルも多数発売しています。安心のSONYクオリティが最大の特徴です。

デジタルオーディオスピーカーのベストセラー商品を発売しているメーカーで有名なのがAnkerです。Bluetoothの接続範囲が20mあったり、最大24時間連続再生ができるスピーカーがあったりと抜群のユーザビリティを備えています。IPX5以上の防水スピーカーも多く、海やプールなどのアウトドアで使用する人も多いのが特徴です。独自のBass Upテクノロジーで低音出力を強化しているスピーカーもあり、高い人気を誇っています。

ハーマン・インターナショナルはJBLを傘下に置く会社です。オーディオ機器に詳しい人ならJBLをのスピーカーを1度は見たことがあるでしょう。カラビナ付きのスピーカーを発売するなど、アウトドアで高い需要があるスピーカーを数々発売しており、防水機能もピカイチです。オーディオとしての性能も抜群で、2台を同時に接続することで臨場感と迫力のあるステレオサウンドを楽しめるスピーカーも展開しています。

防水機能があっても注意してほしい点がいくつかあります。防水性能が高いから大丈夫と油断すると痛い目を見ることがあるので注意しましょう。

真水や水道水以外の水で試験された防水性能ではない為、注意が必要です。入浴剤を入れた浴槽・温泉・海水など水道水以外の不純物が入っていると故障する場合があります。なので、完全な防水性能があると判断するのではなく、確実に壊れることだけは避けられる保険の役割を担っているという認識で使用しましょう。

スピーカーを落下させたり、強い衝撃を加えることで形状が変形する場合があります。そうなると本来持っていた防水性能が劣化する原因となるので注意しましょう。発売時の形状で防水試験がされているので、形が変わると内部の浸水を許してしまい問題が発生する可能性が出てきます。

Bluetoothスピーカーはアウトドアで使用する場合も多いので水が入ることがよくあります。慌てず水抜き対応をすれば元通りに使用できるものもあれば、内部まで浸水して復旧できない場合もあります。防水性能が高いスピーカーでも、過信せず水の中に落とした場合の保険として考えましょう。