ノイズキャンセリング搭載ウォークマンを紹介｜調整方法やウォークマン専用イヤホンも

昨今はポータブルオーディオを持ち運ばずに、スマートフォンで音楽を聴く方が主流です。荷物を増やさない上に他にも重宝する機能があるため、わざわざポータブルオーディオを持ち運ぶのが面倒な人も多いですよね。

しかし、ソニーのウォークマンはスマートフォンと一線を画する、上質な音楽を提供します。特にノイズキャンセリング機能が優秀で、周囲の雑音を大幅にカットするため外出先での使用にうってつけです。

この記事では、ソニーのノイズキャンセリング機能付きウォークマンをご紹介します。ウォークマンはノイズキャンセリング機能以外にも、ハイレゾ音質での再生やWi-Fiによるストリーミング再生機能など進化を遂げているので、ぜひ購入時の参考にしてください。

ウォークマンの専用イヤホンにはマイクが内蔵されており、周囲のノイズ(雑音)をキャッチして分析します。その雑音を打ち消す音を本体からイヤホンに流すことにより、ノイズを大幅にカットする仕組みです。

つまり、ウォークマンでノイズキャンセリング機能を発揮するには、専用のイヤホンが必要です。音楽の再生時にノイズキャンセリング機能を使うだけでなく、再生していないときにノイズキャンセリングだけを使うこともできます。

専用イヤホンがセットになっているウォークマンと、イヤホンなしの単品のウォークマンがあるので、購入時には気をつけましょう。また、ノイズキャンセリング・雑音が入るときの原因について解説した公式HPもあるので、チェックしてください。

A100シリーズは多機能タイプのウォークマンで、ハイレゾ再生により高音質な音楽を聴けます。さらに、Wi-Fi接続が可能でストリーミング再生もできるので、アップルミュージックやYouTubeの音楽をウォークマンだけで楽しめるのもポイントです。

また、音楽をダウンロードしてアプリ上で再生が可能なので、オフライン再生ができて移動中も通信いらずです。SDカード対応なので、大量の曲をダウンロードできます。

A50シリーズはハイレゾ音楽再生が可能で、上質な音楽を楽しめます。またMP3音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングできる「DSEE HX（TM）」や、Bluetoothのワイヤレス音楽再生もハイレゾ相当の高音質で楽しめる「LDAC（TM）」に対応しています。

本体にWi-Fi接続機能は付いていませんが、スマホとBluetooth接続することにより、スマホに入っている楽曲をウォークマンで視聴可能です。

手軽にノイズキャンセリング機能ウォークマンを楽しみたい方には、S310シリーズがおすすめです。安価ですがノイズキャンセリング機能だけでなく、音源に応じて音質を選べるイコライザー機能も搭載しています。

また、連続再生時間もフル充電で約52時間と長く、本体重量も53gと軽量コンパクトなため、毎日の通勤や通学にもおすすめです。イヤホンはBluetooth接続が可能で、コストパフォーマンスに優れたウォークマンです。

「ノイズキャンセリング機能の設定は面倒そう」と思う方も多いです。しかしノイズキャンセリング機能の設定方法はシンプルで、難しくはありません。ここでは、設定方法を簡単に解説します。

ノイズキャンセリング機能を使うときに操作が面倒だと煩わしいですが、ウォークマンのノイズキャンセリング機能の設定方法はとても簡単。A100シリーズで例えると「NC/外音取り込み設定」をタップし、その後「ノイズキャンセリングスイッチ」をタップするだけです。

ノイズキャンセリングの設定をONにした後は、必要に応じて細かな調整もできます。調整が面倒な場合も、フルオート機能を選べば自動で調整するので、細かい操作が苦手な方も安心です。

ノイズキャンセリング機能は基本的に外のノイズ(雑音)に合わせて自動で値を設定しますが、自分で調整することも可能です。調整の仕方も簡単で、画面のスライドを動かすことで値を調整できます。

電車や飛行機のノイズなど、シーンに合わせて微調整してください。また、調整が面倒な方にはフルオート機能があるので、値の調整をウォークマンに任せましょう。

イヤホンは小さいため紛失しやすいですが、ウォークマンの専用イヤホンは単体で購入ができます。通常のイヤホンと比較すると値段は高価ですが、ノイズキャンセリング機能搭載イヤホンとして考えれば安価です。

ウォークマンでノイズキャンセリング機能を使用するには、専用のイヤホンが必要です。紛失した場合は、必ずウォークマン専用イヤホンを購入しましょう。

他社のイヤホンを使用した場合、ノイズキャンセリング機能は使用できません。他社のノイズキャンセリング機能付きイヤホンやヘッドホンを使用した場合、イヤホン単体の機能でノイズキャンセリングは可能です。しかし、ウォークマン本来のノイズキャンセリング機能は発揮されません。

ウォークマン本来のノイズキャンセリング機能を活用するには、専用のイヤホンを使用しましょう。また、専用のイヤホンでノイズキャンセリグ機能を使用できているときは、画面に「NC」と表示されるので確認してください。

2023年1月に発売された新型ウォークマン「NW-A300」。今作にはイヤホンが付属しているモデルがないため、NW-A300シリーズにノイズキャンセリング機能は非搭載となっています。

しかし、ノイズキャンセリング機能が搭載されているワイヤレスイヤホンをウォークマンに接続すると、ノイズキャンセリング機能を使用できます。「NW-A300」でノイズキャンセリング機能を使いたい方は、ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」を購入するとソニー同士で相性もいいため、おすすめです。

ノイズキャンセル機能があれば、電車や飛行機などの不要なノイズをカットできるため、上質な音楽を味わえます。ノイズキャンセリング搭載のウォークマンを取り入れ、音楽を更に楽しみましょう。