USB対応のMP3プレーヤーおすすめ8選｜音楽再生の音楽プレーヤー

MP3プレーヤーとはMP3形式で記録された圧縮オーディオ規格を再生できるデバイスを指します。100円ライターサイズで、わずか約20g程度の軽さのコンパクトさなので、屋外でもよく持ち歩いて聞く方も多いです。

音楽プレーヤーにUSB接続ができるタイプや、高音質なUSB-DAC機能が付いたタイプもあります。USBメモリに音楽以外のデータを記録したり、Bluetooth機能を使いスピーカーに音を飛ばせば音楽プレーヤーにしたりできます。

音楽を聞く以外にも、多彩な再生機能を語学学習に使う学生さんが多いのも特徴です。そこで本記事では、使い勝手のいいUSB対応MP3プレーヤーとUSB-DACの選び方や、USB対応のMP3プレーヤーおすすめ8選をご紹介します。また、USBメモリから音楽再生できるUSBダイレクトプレーヤーもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

MP3プレーヤーはパソコン本体やUSB電源アダプタに直接ケーブルで繋ぐと充電できるので、電池の購入が必要ありません。乾電池式タイプに比べるとランニングコストを抑えられて経済的です。

特に音楽関係の仕事や勉強に集中するために、1日中音楽をかけっぱなしにして使用する場合は、USB接続ができるMP3プレーヤーは欠かせません。災害時には乾電池式タイプが役立つので、予備として乾電池を購入するのもおすすめです。

USBコネクタが付いているため、MP3プレーヤーだけでなくUSBメモリとして他のデータをUSBに保存する使い方もできます。中継ケーブルも必要ないので、PCにUSBメモリを直差しで使えて便利です。ソフトウェアも不要で転送や管理ができるので、使い勝手は申し分ありません。パソコン上では音楽ファイルをドラッグ＆ドロップするだけで、簡単に音楽データの管理が可能です。

仕事でもプライベートでも、音楽ファイルのデータをスッキリまとめて管理できます。

USB-DACのDACとは、「Digital to Analog Converter」の略で、デジタル信号をアナログ信号に変換する機器です。パソコンや視聴機器をUSB-DACで繋ぎ、デジタル信号(パソコン)をアナログ信号(USB)に変えます。

パソコンにもDACが内蔵されていますが、音楽鑑賞向きではないため高音質ではありません。USB-DACならノイズを避けるので、より高音質で音楽を楽しめます。

本体にあるメモリを内蔵ストレージといい、容量が大きいほど多くのデータを保存できます。USB対応のMP3プレーヤーの場合は、4GB〜16GBが一般的な容量です。

本体のメモリ容量が4GBなら約800曲、8GBなら約2000曲の楽曲を入れられます。個人で楽しむなら4GB程度、業務用として管理するなら64GB以上を目安にしましょう。

オーディオプレーヤーのUSB接続できるタイプには「ハイレゾ音源対応」があります。CDの約6.5倍の情報量で、高音質な音にこだわるオーディオファンにおすすめです。デジタルノイズ低減チップや、デジタルノイズキャンセリング機能を搭載したモデルも便利です。

データ容量が多いので、容量メモリが小さいと数百曲しか入らない場合もありますが、MP3プレーヤーならデータを圧縮できるので、音質は多少劣化しますがより多くの楽曲を保存できます。ただ、価格は一般的な音楽プレーヤーよりも高価です。

快適に音楽を聞くためには、バッテリー残量が頻繁に切れるようでは集中できません。特に、音をかけっぱなし、流しっぱなしで趣味や仕事をする方に適しています。連続再生時間が少ないものでは約10時間しかもたず、これだと頻繁に充電を繰り返さなければなりません。

一方で、連続再生時間が長いものなら約70時間の連続再生が可能です。たくさん音楽を聞きたい場合は、これくらいあれば残量を確認しながら余裕をもてます。

USB対応MP3プレーヤーを、講義や授業の内容を記録したり語学学習として利用したりする方は多いです。そこで便利なのが「ボイスレコーダー機能」と「多様な再生機能」の2つの機能です。それぞれ詳しく解説します。

USB対応のMP3プレーヤーは、ほとんどの商品がボイスレコーダー機能を備えています。ボタンを選択するだけで、内蔵マイクに授業や会議の内容を録音できて便利です。一般的なタイプは50時間前後の音を記録できます。録音データは、SDカードからパソコンに取り込んでデータの保管が可能です。

好きな楽曲を聞くのみではなく、語学学習にも役立つのもUSB対応のMP3プレーヤーの魅力です。英語などの語学学習に役立つ機能には、指定した区間をリピートする「AーBリピート」、速さを調整できる「変速再生」など、リスニング対策に適しています。

もちろん音楽プレーヤーとして楽しめます。USBタイプはディスプレイに歌詞の表示はできませんが、必要最低限の再生機能があるので、好みの音楽を聞く分には申し分ありません。

USB接続ができるMP3プレーヤーは、ラジオ放送の受信も可能です。自動チューニング機能搭載タイプなら調整する必要がないので、移動して地域が変わっても手間なしで選曲ができます。

お気に入りの番組を録画できるタイプもあるので、タイマーを設定しておけば好きな時に聞けて便利です。また、ワイドFMならAM放送も聞けて、もしもの防災対策としても役立ちます。

Bluetooth（ブルートゥース）に対応しているUSB対応音楽プレーヤーと、スピーカー又はイヤホンを繋げば、離れた所からワイヤレスで音楽を楽しめます。Bluetoothの性能により離れても可能な距離はそれぞれ違いますが、無線なのでスピーカーなら電源のない場所で、イヤホンならスポーツや趣味に活躍します。

USBダイレクトプレーヤーは、パソコンいらずで音楽の再生が可能です。本体内部に小型スピーカーが内蔵しており、MP3プレーヤーのUSB端子を差し込めば音楽ファイルを検知します。

もちろん、周囲への音が気になるならイヤホンで聞くのも可能です。USBダイレクトプレーヤーの本体側面にシンプルな再生や停止などのボタンが付いており、誰でも簡単に操作ができる他、便利な充電機能も付いています。

MP3プレーヤーをパソコンにつないでも認識しなかったとき、故障を疑う方も多いはずです。実は、ケーブル自体が充電専用ケーブルの可能性があります。そのため、まずはケーブルが通信用なのか確認をしましょう。なお、ケーブルにも充電と通信が一緒にできるものもあるので、チェックしてみてください。

また、通信用ケーブルに変えても認識しないときは、MP3プレーヤー本体の不具合の可能性が高いです。その場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。もし、保証期間内であれば初期不良として無料交換してくれる場合もあります。

認識しないときの手順は以下のとおりを参考にしてください。

1. 通信用ケーブルに変えてパソコンにつないでみる
2. パソコンが複数ある場合は、別のパソコンでもつないでみる
3. それでも認識しない場合は、メーカーに問い合わせる

USBで接続する場合は、USBケーブルをMP3プレイヤーと車のUSB端子に差し込むだけです。ただし、カーオーディオやカーナビによっては、USB接続に対応していないものもあります。また、車では再生できない音楽ファイルの形式があるので、事前に対応可能なファイル形式を確認しておくと安心です。

Bluetoothで接続する場合、ペアリングの設定が必要です。一度ペアリングをしておけば、次回以降の接続が簡単になります。まずは、カーオーディオやカーナビのメニューからペアリングモードを選択し、あとは表示に従ってペアリングを完了させてください。

音楽プレーヤーにUSB接続ができたり、高音質なUSB-DAC機能があったり、MP3プレーヤーも幅広くラインナップされています。デジタルオーディオプレーヤーはさまざまな機種が登場していますが、MP3プレーヤーの利用価値はまだまだ高いです。お気に入りのMP3プレーヤーを見つけてくださいね。