スピーカースタンドおすすめ10選｜音質が変わる？人気の白も紹介

スピーカーを購入したものの、なんだか音に物足りなさがある。今よりも臨場感のある音楽を楽しみたい！ そう思ったことはありませんか。そんな人におすすめしたいのが、スピーカースタンドです。

スピーカースタンドの存在は聞いたことがあっても「スタンドに置くと何が変わるの？」と疑問に思う方や、「たくさん種類がある中で何を基準に選べばいいの？ 」と不安に思う方もおられます。決して安くはない買い物ですし、失敗したくないですよね。

本記事では、スピーカースタンドの効果や選び方のポイントなどをご紹介します。また、おしゃれなもの・高級感のあるもの・人気色の白(ホワイト)など、おすすめ商品もピックアップしました。ぜひ最後まで読んで、スタンド選びの参考にしてください。

スピーカースタンドとは、スピーカーが本来の音質を出せるよう作られた台座のことです。床や机の上で再生すると、スピーカーが共振してノイズが発生してしまったり、スピーカー本体の振動まで吸収され、軽い音になってしまいます。

スピーカースタンドは、スピーカーの底面と設置部分の振動を吸収し、共振によるノイズの発生を抑制します。スピーカーの持つ本来の音質を損なわないよう、振動をコントロールして音質を整えることがスピーカースタンドの役割です。

スピーカーを床や棚に置いて使うと音がこもることがありますが、スピーカースタンドを使えば音のこもりがなくなり、クリアに聞こえます。音の広がり方なども分かりやすくなり、あたかもライブ会場にいるような臨場感を味わえます。

低音の輪郭がはっきり出たりするなどの音質の変化もありますが、音質については製品によっても異なるので、自分好みのスピーカースタンドを探し出してみましょう。

スピーカースタンドを購入して失敗した方はいるのでしょうか。ここでは、スピーカースタンドを実際に購入した方の口コミを掲載しますので、購入の参考にしてみてください。

まずは「いい口コミ」から、ご紹介します。スピーカースタンドを使ってみて良かった点・どのように改善されたのかなど、実際に購入された方の声を聞いてみましょう。

口コミにはいいものばかりはでなく、問題点を挙げている方もいます。どの点が良くなかったか、値段などの他の条件と照らし合わせてご自身の許容範囲内か否かもチェックポイントです。

スピーカースタンドを選ぶ際、ソファに座っているなどいつも聞いている体勢で、ツイーターが耳の位置に来るような高さのものを選ぶようにしましょう。特に、ツイーターの中心が耳から5cmほど下に来る位置が最適です。

ブックシェルフ型スピーカー用のスピーカースタンドは、椅子に座って聴くことを前提に設計されています。そのため、ソファなどに座り、実際に聴くときの体勢をとって、耳の高さなどを測っておくことをおすすめします。

なかには高さを調整できるスピーカースタンドもありますが、調整できない製品の方ががっちりと固定されるため、より音質を整えられる傾向があります。

スピーカーの中には、本棚にも置けるサイズのブックシェルフ型のほか、床に置いて使う大型なフロア型、縦に長いトールボーイ型（ペンシル型）など、さまざまな種類があります。スピーカースタンドを選ぶ際には、スピーカーの形状に合った製品を選ぶことをおすすめします。

なお、スピーカースタンドの多くはブックシェルフ型スピーカーに合わせて設計されています。そのため、フロア型やトールボーイ型などのスピーカースタンドを購入する際には、それぞれのスピーカーの形状に合っているか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

スピーカースタンドを選ぶ際には、スピーカーが安定するように、スピーカー底面の大きさとスピーカー天板の大きさをチェックしておく必要があります。スピーカースタンドの天板がスピーカーの底面の大きさよりも大きなタイプの方が安定し、転倒を防止することができます。

スピーカースタンドの天板をネジで固定できるタイプなら、万が一、大きな地震が来た時にも安心です。ただ、スピーカースタンドの天板が、スピーカーの底面に比べてあまりに大きいと、見た目のバランスも悪く、景観を損ねてしまいます。

安定性がありつつも、インテリアとしても見栄えが良くなるような、バランスのとれたスピーカースタンドを選ぶことをおすすめします。

有名なメーカーのスピーカーの場合は、専用のスピーカースタンドがあるかどうかチェックしておくことも大事です。オプションとして純正品のスピーカースタンドも販売されている場合があるからです。

当然のことながら、オプションとして販売されているスピーカースタンドは、そのスピーカーの専用品であるため、スピーカーの性能を最大限に引き出すことができるよう設計されています。

スピーカースタンドには木製と金属製の2種類があり、それぞれの材質により、音質が全く異なるので、スピーカースタンドを選ぶ際には材質にも注目する必要があります。

木製のスピーカースタンドは、柔らかな音質が出やすいです。ただ響きを優先して設計されているので、低音の輪郭があいまいになりがちです。代わりに、硬めに作られているので、高音が聴きやすいのが特徴です。

金属製のスピーカースタンドについては、クリアな音質が出やすいです。木製よりも振動の吸収が優れており、こもりがちな低音もはっきり聞こえます。

スピーカースタンドを初めて購入する際、予算に応じた製品を選ぶことになりますが、できれば少しでも いいものを買いたいですよね。スピーカースタンドにもピンからキリまであり、安いものでは5,000円程度、高いものは50,000円を超えるものもあります。

自分が気に入ったスピーカースタンドが予算を超えるものであったら、手が届かなくなりますが、中古であればどうでしょうか。使用感の問題もありますが、それさえ気にならなければ、選択肢に入れる価値はあります。

どうしてもスピーカースタンドにかける予算を削りたい場合、たとえば百均で販売している素材を使ってDIYで自作するという方法もあります。必要な材料は支柱となる角材、天板や底板となる板です。これを百均で購入します。

そして工具も家にある木工用ボンド、滑り止めシールなどを使いますが、これも百均にありますのでそろえることができ、自作することは可能です。組み立て方は、角材を天板と底板ではさむように接着し、底板の上に滑り止めシールを貼り付けるだけです。

ここまでスピーカースタンドについて解説してきましたが、新規や買い替えなどでスピーカー本体の購入を考えている方は、下記のリンク先記事3点も参考になさってください。おしゃれで安いもの・高音質のものなど、さまざまな角度からおすすめスピーカーをご紹介しています。

スピーカースタンドを購入する際は、今、あなたが持っているスピーカーの大きさや形状に合ったものを選ぶことによって、スピーカーの音質を効果的に改善させることができます。ぜひお気に入りのスピーカースタンドを見つけてみてくださいね。