【2023最新】高級スピーカーのおすすめ人気ランキング｜メーカーの違い・選び方・Bluetoothモデルは？

音質にこだわった高級スピーカーを手に入れたい！

と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では高級スピーカーの特徴や選び方、そして幅広いニーズに答えてくれる高級スピーカーを厳選してご紹介します。

「いいスピーカーを見極めて購入したい」という方は、ぴったりな高級スピーカーを見つけられるはずです。

目標はズバリ、

簡単に高級スピーカー選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しない高級スピーカーを選べます！

実は、たった3つのポイントを意識するだけで高級スピーカー選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①タイプから自分にあったスピーカーを選ぶ
②大きさやユニット数の概念を理解する
③できれば視聴した上で、必ず口コミを確認

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 音質にこだわった高級スピーカーならパッシブスピーカー
• パッシブスピーカーの大きさやユニット数による違いを理解する
• 自分に合っているならば、極論スペックはどうでもいい

これが失敗しないスピーカー選びのステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

スピーカーにはさまざまな種類がありますが、高級スピーカーを探しているということは、スピーカーにこだわりがある上級者がほとんどだと思います。

高級かつおすすめのタイプはパッシブスピーカーです。

パッシブスピーカーとはアンプを内蔵していないスピーカーで、音を鳴らすためにはアンプを用意する必要があります。

パッシブスピーカーは「オーディオスピーカー」「2.1chのスピーカー」「5.1ch以上のスピーカー」の3つに大きく分けられます。

下記の条件を見て、自分にはどのタイプが合っているのか確認してください。

パッシブスピーカーの見方はいろいろあるものの、ざっくりとわかりやすいものは、

・スピーカー形状
・ユニット数による違い

この2点です。

これ以外の細かいスペックは理解しなくても、スピーカーの試聴や口コミ確認で間に合います。

スピーカーのスペックは調べ始めると非常に奥が深く初心者向けとは言い違いため、ここでは、上記2点に絞って解説します。

ブックシェルフ型は、本棚の中に設置が可能な小型スピーカーを指します。扱いやすいコンパクトサイズで、幅は約20cm前後・高さは約40cmまでです。

価格帯が幅広く予算に合わせて選べるため、オーディオ初心者はまずはこちら。

特殊な低音には弱い特性があるものの、低音から高音までバランスの整った音質が魅力です。現代ではアンプも進化しているため、ブックシェルフ型のような小さいスピーカーでも低音を楽しめます。

トールボーイ型は、名前の通り背が高く幅の狭いタイプです。スタンドを必要としないため、フロアスタンディングスピーカーとも呼ばれています。テレビの横に設置されているのをよく見かけますよね。

ブックシェルフ型と比べ、音が広がる空間が広いためパワフルな低音を楽しめるのが特徴です。使用場所が広いほど、音質のよさや力強さを発揮します。

その形状からオーディオ単体用というよりかは、テレビやプロジェクターといった映像用途も含めて考えたい場合におすすめです。

フロア型はトールボーイがさらに太くなったもので、3種類の中でもっとも大型サイズです。最近は家庭用としての需要はほぼなく、開けた会場で使用されています。

ボディが大型な分、音質は低音に優れており、他の種類とは比較にならないほどパワフルで臨場感に溢れています。

スピーカーは四角い箱の中に、音を出すための「スピーカーユニット」が入っています。

スピーカー前面を覆う、カバーのような薄いスポンジのようなフィルター(サランネット)を外すと、丸いユニットが露出して見えますよね。

このユニットの数によって、フルレンジ・マルチウェイという呼び方をします。音質の傾向は以下の通りです。

フルレンジは小型スピーカーに多く、パッシブスピーカーの主流はマルチウェイ(サブウーファー除く)です。

音の傾向としては、ボーカル入りの曲など「声」を重視するならフルレンジ、背景の微細な「音」もしっかり聞きたいならマルチウェイの傾向があります。

もっとも、どちらがいい悪いではなくあくまで「鳴らし方の違い」の問題のため、実際は聴き比べて違いを感じて納得するのが一番です。

どれを購入するか試聴して決めよう！

という方も多いのではないでしょうか。

ですが、仮に家電量販店でパッシブスピーカーの試聴ブースがあったとしても、同じプレーヤーとアンプにスピーカーの構成を自宅に持ち込むのは難しいです。

また音の広がり方や響きなどは空間環境にもよるため、自宅では同じように響かない場合がほとんど。

よって、あまり試聴が意味を成しません。

しかし口コミサイトなら、環境に関しても細かく提示のあるレビューが多くあります。

自分の環境に似た口コミを探すことができるのでおすすめです。

有名オーディオ機器メーカーであるONKYOは、多くの方が満足できる逸品を多く販売しています。比較的リーズナブルでコスパに優れた商品もあるので、初めてバッシブスピーカーを導入したい方にもおすすめできる信頼性のあるメーカーです。

BOSEは服飾店・飲食店を中心に店舗用として多く採用されているメーカーです。コンパクトでパワフルな音を出せるため、天井から吊り下げたり壁に取り付けたりといった用例も珍しくありません。ホームシアター・イベント用のオーディオシステムにもしばしば採用されています。

ソニーはハイレゾスピーカーの開発に携わった、業界のパイオニア的存在です。アクティブスピーカーが多いですが、パッシブスピーカーも取り扱っています。時代に合わせて使いやすい機材を製作しており、最近はBluetooth対応の小型アクティブスピーカーに力を入れています。

ヤマハのスピーカーは業務用からコンシューマー用の大型・ポータブルと、幅広いラインナップを誇ります。パッシブスピーカーは比較的リーズナブルな機種が多く、数万円台のものがメインです。コスパのいい左右ペアの商品も多いため、初心者におすすめです。

JBLは海外の老舗メーカーです。一般向けだけでなくプロフェッショナル向けのスピーカーも展開しており、マニア層からの支持が厚いので有名です。音のボリュームを上げても、低域から高域までクリアな音質を保ち続けられます。2～3万円台の機種もあり、実は間口が広いのも魅力の1つです。

タンノイは、1926年創業のイギリスの老舗です。「クラシックを楽しみたいならタンノイ」といわれるほどで、タンノイのスピーカーに憧れている方も多くいます。タンノイといえば同軸ユニットです。デュアルコンセントリックドライバーと呼ばれる同軸スピーカーを使用したモデルは、自然に近い美しい音を楽しめます。

1983年設立のデンマークの有名メーカー、ダリです。ダリはナチュラルなサウンドが人気です。リーズナブルでも、音質にはこだわりたい方にぴったりな価格帯のスピーカーも販売しています。さらに、高級でハイクオリティなスピーカーを取り揃えているのも特徴です。

フォステクスは1973年に誕生した音響機器専業メーカーで、2023年で創業50年になった人気のメーカーです。スピーカー以外にも、アンプやヘッドホン、周辺機器など幅広く音響機器を展開しています。パッシブスピーカーは2万円台のものもあるため、安価で利用しやすいのが特徴です。

一般的なスピーカーと高級スピーカーとでは、使用される素材が異なります。

上質な素材は価格も高くなりますが、耐久性に優れ丈夫で長持ちするのが特徴です。

耐久性の高い素材は長年の使用できるので、購入時の価格は高くても長い目でみた場合は途中で買い換えるよりお得です。

最近は手頃な価格で購入できるスピーカーでも、臨場感ある音を楽しめるようになってきています。

しかし高級スピーカーの場合は、一般的なスピーカーの何倍も高クオリティーの音質を実現しています。

ハイレゾ対応モデルであれば、音楽のジャンルごとに忠実で音に包み込まれるような高音質を楽しませてくれます。

大型になるほど臨場感は増しますが、スペースも必要となるので注意してください。

高級スピーカーは上質な素材を使用するため、見た目にもその違いが現れます。

木の温もりが感じられる木目はスピーカーでも人気ですが、パネルを貼り付けたものと天然木とではその違いがはっきりと現れます。

またデザイン性も見た目の印象を大きく変える重要な要素です。

重厚感のあるフロア型、スタイリッシュでインテリアとしても通用するトールボーイ型など、見た目にも高級感が溢れ出ています。

スピーカーを製造販売しているメーカーは世界中にあり、「世界三大スピーカー」という定義はありません。

ですが、世界中の音楽ファンを魅了している主なメーカーとして

• アメリカのJBL
• 日本のYAMAHA
• イギリスのTANNOY

が挙げられます。

マニアの間では1950年代に三菱が発売したフロア型スピーカーの「DIATONE 2S-305」も名が上がっています。

もちろんスピーカーメーカーは他にもたくさんありますので、気に入った商品が自分にとっての世界最高域になるのかもしれません。

ここまで読んできて、アンプ内蔵で手軽に音楽を楽しめるBluetoothスピーカーのほうが自分には合っているかも…と思われた方もいますよね。

そこで、ここではBluetoothスピーカーの高級モデルについて紹介します。

Bluetoothスピーカーの高級モデルの特徴の一つとして、Bluetoothのコーデックが高音質・低遅延が上げられます。

コーデックとは音をBluetoothで飛ばせるようにデータに変換する時の「圧縮変換方式」のことです。これによって、音質や遅延に関して違いが出ます。

上の図に書いてある通り、送信側（スマホやPCなど）と受信側（スピーカー）の対応コーデックが合わないと、全機種対応であるSBCまで落ちてしまうので気をつけましょう。

細かいことが面倒で、できる限りいい音で聴きたい方は以下を参考にしてください。

【iPhoneユーザーの場合】

• 対応コーデックAACを選択

【Androidユーザーの場合】

• スマホの対応コーデックを調べて、それに合うスピーカーを選択

Bluetoothスピーカーの選び方やコーデックについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

車の中でもいいサウンドを楽しみたいならカースピーカーを高級モデルに付け替えるのがおすすめです。純正のスピーカーは車体の軽量化やコスト削減のため音質が低い傾向にあります。

以下の記事では、カースピーカーの種類や選び方、メーカーや音質別のおすすめを紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。

高級スピーカーといっても手が届く手頃な価格帯から、高級スピーカーの名にふさわしいハイエンドモデルまで種類は実にさまざまです。人気メーカーから選ぶもよし、デザインや性能で選ぶもよし。お目当てのスピーカーが高くて手が出ないという場合は、中古という選択肢もあります。