【2024年最新】スピーカーボードおすすめ10選|効果や選び方を解説！

オーディオ機器の下に敷くことで、音質を向上させてくれるスピーカーボード。どこでも音楽を聴けるスマートフォンの普及によってスピーカーを使う機会が減っているので、知らない方も多いです。スピーカーを本格的に使って音楽を楽しむのであれば、スピーカーボードをおすすめします。

スピーカーボードは、木製や大理石、御影石でできているものなど、材質の種類が豊富です。また、材質によって音の響き方が異なるので、得られる効果も異なります。メーカーによってもスピーカーボードの種類はさまざまです。

今回は、スピーカーボードの選び方や使うことで得られる効果について説明します。さらに、おすすめのスピーカーボードも10製品紹介しますので、スピーカーボードの購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

スピーカーボードは別名「オーディオボード」とも呼ばれ、オーディオ機器の下に設置し、振動を軽減したり音質を変えたりするボードのことです。床やオーディオラックに直接オーディオ機器を置くと、振動によって音質が落ちることがあります。スピーカーボードはそれを防ぐ役割もあります。

スピーカーボードには、オーディオ機器の振動を吸収する効果があります。オーディオ機器から音楽を流すとスピーカーから振動が発生しますが、スピーカーボードがこの振動を吸収してくれるので、音質が向上します。

また、カーペットや畳などの振動を受けやすいところでオーディオ機器を使用すると、下から振動を受けます。その場合、ピックアップエラーを起こして音飛びが発生することもありますが、スピーカーボードはそれを防いでくれます。

スピーカーボードを使用するとオーディオ機器の安定性が高まるので、オーディオ機器本来の音を引き出したり、余計なノイズを抑えたりできます。さらに、床や畳にオーディオ機器を直接置くよりもデザイン性が高まります。

スピーカーボードを選ぶ際は、材質や価格などさまざま項目をチェックする必要があります。そのため、ここからはスピーカーボードの選び方について解説します。

スピーカーボードは、主に大理石・御影石・木材の3種類の素材で作られています。中には、木材と金属がハイブリッドされたタイプもあります。それぞれの素材によって音質に違いがあるので、好みのものを選んで音楽鑑賞を楽しんでください。

大理石で作られているスピーカーボードは、重量感があるため振動を抑える力が強いです。そのため、オーディオの音質をかなり向上させてくれます。また、大理石は非磁性体なので、オーディオ周辺の電磁波や静電気によって発生するノイズも抑えてくれます。

御影石で作られたスピーカーボードは、大理石と比べると硬いため、よりシャープなキレのいい音を楽しめます。さらに、大理石と同じく重量があるので、安定性も高いです。非磁器性体でもあり、オーディオ周辺の電磁波や静電気によって発生するノイズも抑えてくれます。

木材で作られたスピーカーボードは、大理石や御影石と比べて低音がよく響きます。そのため、バイオリンやギターなどの木製楽器がメインのアコースティック音楽の鑑賞におすすめです。また、MDFボードも表面がなめらかで非常に人気が高いです。

スピーカーボードの中には、複数の素材を組み合わせて作られたハイブリットタイプがあります。木材で作られたスピーカーボードのメリットである低音域をクリアに響かせてくれる面と、金属製オーディオボードの持つ制振性を合わせ持っているので、音質がより豊かになります。

スピーカーボードは、安いものであれば3500円くらい、高いものだと4万～5万円くらいするものもあります。値段が高いから優れているというわけではなく、安いものでも口コミ評価が高い商品もあります。そのため、予算と相談しながらコスパのいい商品を選びましょう。

スピーカーボードの厚みは、1cm～5cm以上のものまで幅広くあります。スピーカーボードは、厚みがあればあるほど安定性が増すので、その分音質も向上する特徴を持っています。しかし、厚みが増えるにしたがって価格も高くなるので、選ぶ際には注意が必要です。

スピーカーボードは、メーカーや種類によってサイズがさまざまです。そのため、上にのせるオーディオ機器の大きさに合わせて選ぶといいでしょう。また、オーディオ機器と同じくらいの大きさではなく、少し大きめのものを選ぶと安定性が増して使いやすいです。

「オーディオ機器の下に敷くのであれば、軽くて扱いやすいコンクリートでいいのではないか」という方もいます。しかし、コンクリートは音を吸収する性質を持っている素材なので、スピーカーボードの代用として使用するには向いていません。

スピーカーボードは、100均で販売されている木材でも自作できます。しかし、100均のMDF素材はカスカスなものが多く、安定性がないのであまりおすすめはしません。自作したい方は、ホームセンターで販売されている木材を使うことをおすすめします。

今回は、スピーカーボードの選び方やおすすめ商品について紹介しました。オーディオ機器の下に敷くことで音質を向上させてくれるので、高音質な音楽を楽しみたい方は試してください。素材によって音質も変わるので、聴き比べるのもおすすめです。